2002/06/28

掲示板で"頑張って作れ!"との励ましたがありましたので気力を振り絞って!?作業再開です。前回まででほぼ生地完成状態ですが、下地の目止め前に凹を完全にパテで修正しておく必要があります。パテは水性(エマルジョン系)でもポリエステルパテでも良いと思います。今回のポリパテは、ポリエステル樹脂にタルクを加えて粘度を調整しながら適当に混ぜ合わせた物です。

 

■動翼を一時的に固定するためにスクラップバルサを瞬間で着けます

■サンディングボードに#320の空研ぎ用のサンドペーパーを巻きます

■力を入れずに軽〜く、お姉さんの肌を撫でるように・・

■まぁ、半生地完ですのでキッチリ面は出てますので適当に終わり

■目止め工程から上塗りまでの塗料や絹はyahoo auctionsでご承知だと思いますがmomotarosan_99こと完成機ROSAの鈴木さんから調達しています。(←HomePageへのリンクです)
これらを購入した時期は例のタンソ菌騒動の真っ只中で、白い粉を見ただけで大騒ぎの頃でした。万一疑われては迷惑が掛かるとの事で「 末端価格1億円」と書いてきてくれました。なにやら余計に怪しそうな"白い粉(覚○剤!?)"となってしまったようです。
ウレタンサンディングシーラーは主剤:硬化剤=1:1タイプの物で超速乾で非常に作業が捗ります。塗ってものの1時間もすれば研けます。

■出来上がり容積と同様程度の覚○剤を入れます

■新手の吸入機をつけてレロレロします!?

■2度塗っています。表面は相当ザラついた感じになりますが心配は要りません。この後、#320の空研ぎペーパーで殆どのシーラーを落とします(但し研き過ぎには要注意です)それでもまだ目止めが完全でない時はもう、1セッション作業を行います。

■糊なし絹を断裁しています

■カーボン繊維を切るための鋏ですが絹も良く切れる!!

■小学校の家庭科以来のアイロンがけ・・

■タルク無しのシーラーで貼っていきます

■これなら絹そのものを綺麗に切れます

■片面は前縁部分を少し巻き込んで適当に切ります

■万一絹の浮きを発見しら十字に切れ目を入れて、シーラーを塗り指で少し押してやれば落ち着きます

■もう片面も同様に行います。速乾性なので効率は最高ですが、やり直しが利きません

■まぁ、適当に切っていきます

■仕上げ切り!?して切り口にシーラーを塗っておきます

■胴体は半身ずつ張っていく、もちろん機首部分のFRP部分も同様に、キャノッピーラインは2〜3mm重ねる

■浮かないように丁寧に

■乾燥を待って次の部分を張っていきます

■超微粒子・速乾性パテ(塗料を吸い込まない)

■僅かな凹でもパテで拾っていきます

 

■ここまでの工程■

  1. .生地完成したものを良〜く見て凹みはパテ(ポリエステルまたはエマルジョン系)で、凸はサンディングで修正
  2. ベリーパン等のカーボン、ガラスFRPの物はポリパテで微細な凹みまで完全に修正しておく
  3. 全体を#400でサンディングし出来るだけ滑らかなお肌に整える(ベリーパンを除く)
  4. 電気掃除機、またはコンプレッサーを用いてサンディングの削り粉を綺麗に取る(綺麗に取らないサンディング後バルサ目が残る=シーラーは粉の上に乗ってるだけ状態)
  5. サンディングシーラー(主剤:硬化剤=1:1タイプ、シンナーは季節にもろるがは出来るだけ速乾性のもの)にタルクを同じ(感覚では・・)容積比入れる、刷毛で塗りやすいようにシンナーで粘度を調整して全体に塗る(厚塗りでも問題なし)
  6. シーラーは比重が重いので沈殿します。1回1回確実に撹拌が必要、また、揮発が速いので塗りにくくなったら適宜シンナーで薄めて作業を継続する
  7. 乾燥したらバルサボードに巻いた空研ぎ#320のペーパーでサンディングを行う、曲線部分は3M製スポンジ研磨材(赤、#320〜#600相当)で丁寧に研く(研磨過多に注意)
  8. ヒンジのV溝に残ったシーラーに注意(そのまま残ると仕上がりが悪い)
  9. 掃除機・またはブロアーで研磨粉を掃除する。状態を見て目止めが不完全ならもう1セッション同じ作業を行う
  10. もし、凹みを発見すればポリパテで修正する。サンディングシーラーではスクラッチ(引っかき傷)程度なら埋まりますが凹みはまず無理です(パリパテは市販品、またはポリエステル樹脂にタルク混入の自作物、またはサンディングシーラーによりタルクを入れてパテ状にしたものを代用しても可能)
  11. 糊なし絹を主翼(上下、左右で4枚)・胴体(左右で2枚)・水平尾翼(上下・左右で4枚または左右表裏一気で2枚)を角サイズで断裁する(普通のカッターや曲線カット用の丸刃のカッターじゃ切れない)
  12. 主翼は中央から翼端に向かってシワを外側に追い出しながら張っていく(機首部分樹脂製カウルも一緒に絹を張る)
  13. 胴体は左右分割し、曲線の多いフレット部分から貼っていくが、難しいようであれば切り張りしても問題ない(・・のではないか?)
  14. 曲線部分は水を湿らせてなじませて張ってもOKだが、多くの水分を含んだままシーラーを塗らないこと。ある程度水分を飛ばしてからシーラーを塗る(硬化のプロセスでが硬化剤が水の分子と重合しウレタン本来のスペックが発揮できない)
  15. 速乾性なので張り直しは困難である。万一浮きが出たら剃刀で×印にカットしてシーラーを塗り指でこねてやれば何とか落ち着く(どうにもならないシワは剃刀で凸部分をカット後パテ埋め処理)
  16. 上下・左右好きな所から張ってかまわないが、まずはエレベータで勘を掴んでから大物に行こう(^_^)v
  17. 残りの面を張るために前j工程の余分な絹をカットする。前縁部分は中央より少し大目の位置で、直線に剃刀を引く、カットされる側の絹を引っ張って切り離す(シーラーが付いている絹は剃刀はもちろんカッターでも切れますが、シーラーの付いていない部分をカッターで切ろうとすると解れてケバケバになります)
  18. カット部分が浮かないよう少量のにシーラーを塗る
  19. 残りの面を同様に張っていく、シワに注意。少しなら引っ張って伸ばしてもいいが、根本的に乾燥が早くそれどころではないはず(^_^;)
  20. 余分な絹をカットする。正確な直線でカットすることに拘る必要はなし、切れるところ(シーラーで張り付いている部分)で丁寧にカットする。ヒンジのV溝に織り込む必要もなし(と、言うか乾燥後は無理です)
  21. 絹のカット部分にシーラーを塗る
  22. 絹張が完成した機体を最初の目止めより幾分タルクの量を減らしたシーラーで塗る
  23. 浮いた部分をカットした場合はパテ埋め作業を行う
  24. 乾燥後、ヒンジV溝、最初に固定したスクラップバルサを外してその部分の余計な絹をカット
  25. 空研ぎ#320〜#400程度のペーパーで絹目を切らないように注意して全体をサンディング
  26. スクラッチや僅かな段差は拾いパテ(速乾・微粒子)で修正(今回は関西ペイントのコンビネーションフィラーを使用、塗った直後に乾燥してしまう感じ、数分でサンディング可能)
  27. 状態を見て何度か同様の作業を行う(絹張後2〜3度程度)この辺が軽く仕上がるかの要で、キュキュと僅かな絹目を擦るサンディング音!?が最高なのでは?(ちょっと表現が難しいが・・)目で見ると、絹目が微かに残っている、主翼の補強部分のガラス繊維(またはカーボン)模様が何となく分かる・・
  28. ここまでで絹目を埋める作業は終了です。全体を日研ウール(3Mならスコッチブライト)で微細な線キズ(足付け)を付けてください。ウレタン樹脂は完全に乾燥すれば容易にシンナーでは溶けない。ラッカー塗料のように下地を溶かして上に塗膜は形成されないためウレタン塗装時の足付けは大変重要(足付けが不十分だと剥がれる場合がある)

と言うことで本日はここまでで時間切れです。作るのも能書きだけは一人前です。偉そうな事書いても多分仕上がりは2流の中国製塗り完といったところだと思います。