■じゃ、そろそろ上がって夜の宴会にでも・・・と言うときにトラブルが起こりました。杉浦さんのエンジンが飛行中ガキン!!と音がして止まってしまいました。ペラを回すとガリガリです(今日はガバガバとかガリガリが多いようです)
カムギアーかもしれません?しかし、本番は明日に迫ってます。しかし、そこは用意怠りなく、近藤さんがDZ160の予備(新品)を持ってました。
杉浦さんは尊師から「君は160を使うのは10年早い」と言われてました。「使いたければPD取れッ!」との事のようです。さすがにYS教団の戒律は厳しいようで、お布施をすれば誰でも手に入る代物ではないのです。
それが、運良く!?トラブルで160を載せることになったのです。辺りは日が落ちてきています。しかし、そう決まったら作業はF1のピット並の早さです。
エンジンを外して、エキパイを止めるボルト穴をタップで切り、マウント外してアッという間の20分(^_^)v燃料入れてブレークイン・・・・と思いきや、スタータを回すと新品にもかかわらず殆ど一発始動。
始動後中ローで10〜20秒、ハイにしてニードル絞って殆どピーク(ビックリ)、下で30秒も回らないうちに上空へ・・・
速攻で当たりがついて途中でエンスト(-_-) 再始動後、ニードルを再セットして、尊師が軽くパターンを流して「いいんじゃない!!」と・・・「はやく片づけて酒飲もう!!」って・・・まさに「こんなんでいいんですか?」って感じです。
我々には根強くブレークイン神話が残っていますが、殆ど問題が出ることはないようです。初期馴染みの良さは、もちろん、クロスハッチ加工が施されているからでしょうね。
で、"クロスハッチ"とは"みつばちハッチ"とは違います(^_^;)いわゆるシリンダーの内面に極微細な線傷を入れることを言います。
当然、ピストンとシリンダーはオイルで守られています。しかし、シリンダーの内面がツルツル・ピカピカ(杉○さんゴメンナサイね!)だったら、まさにオイルの入る隙がありません。微細な線傷に入り込んだオイルがオイル膜を形成するという訳です。
もちろんそれにより初期馴染みも早いと言うことだと思います。但し、その溝が深い(ミクロンの世界ですが・・)とフリクションロスを引き起こします。従ってクロスハッチ加工の時に出来てしまう、極端に言えば「溝のバリ」を平坦に落としてやるのがプラットホーニング処理です。
まぁ、そんなミクロのテクノロジーがこの小さいエンジンにも施されいるんですね。
もう一点、いわゆるブレークイン段階で焼き付いてしまうのは、オイル切れだそうです??ご存じのようにDZの腰下(クランクルーム)潤滑は殆どブローバイで行われています。
そのために比較的堅めのオイルをしっかり入れて出荷しているそうです。つまり、新品はエンジンが始動しない間の腰下潤滑はそのオイルで行われているようです。
従って、最初の始動性が悪くスタータを何本も上げてしまった場合は、既にその段階でオイル切れで焼き付きを起こしているそうです。当然それで始動してしまえば、ある程度高速で回ってしまうので決定的なダメージを与えてしまう事になります。
弱ったスタータと弱いプラグヒートは禁物です。また、予めプラグを外してニードルを一杯に開けて燃料をスタータで吸わせシリンダー内部を洗浄する感覚でピストンとシリンダーのフリクションを軽くしてやることもひとつの方法のようです。
尊師曰く・・「開発テストではもっと過酷な環境でやってますよ!!」とのことでしたが、我々はある程度慎重に取り扱った方が良さそうです。
スミマセンm(_ _)m能書きが長くなってしまい時間切れです。昨日、一次会では飽き足りず二次会やってしまいました。ホテルに戻ったのは真夜中1時過ぎです(^_^;)
直ぐに寝ればいいのに夜の連続ドラマ!?を見てしまいました。そして、5時半起きです。
結果を先にいえば僕はヘロヘロ鳥で検定会不合格です。今日は早めに寝ます!!
この後は、お待ちかね!?夜の宴会編、そして、検定会編をお送り致します。
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