■Challenge-X063 2006/01/28 0回 (10回) Infinity 14回

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! いったいこれは何だ?

昨年夏、某ヒロボーのTI氏が日本に初めて紹介した?飛行機でもない?車でもない?ボートでもない?まか不思議なモノをみなさんは記憶しておられますでしょうか?今となっては流行損ねて忘れ去られたあの変なフライングオブジェクトです。

しかし、とあるラボで研究・開発が極秘裏に進められていました。驚くなかれ人が乗れることを最終目的としたプロジェクトなのです。

それはまさに"プロジェクトX〜挑戦者たち〜 "なのです。「♪風の中の昴・・・」と、中島みゆきの歌も聞こえて来そうです。さて、本日は、試作一号機が完成しましたので、テスト飛行を行いました。


■さて、このディーガル!?(仮称)ですが、"風力革命"(株)グローバルエナジー社の技術顧問である鈴木氏による作品です(ラジコンは全くの未経験です)過去にはレーシングマシーン(富士のGCマシン)のボディーや最近ではジェットスキーのフェアリングで実績のある会社だそうです。

このユニークなスタイルは同社の"ベルシオン風車"(特許)の理論が主翼に採用されています。是非じっくりと同社のホームページをご覧になってその理論をお確かめ下さい。

■何と申し上げたらいいのでしょうか?イメージ的には実機のウイングレットを逆にした?感じの・・まぁ、あまり見たことのないデザインですね。 この空間に空気をはらんで低い速度での離陸を可能にする?また、翼端失速も起きにくい・・・とのこと。


■この画像は我々が昨年12月に同社を訪れたときに撮ったものです(実験装置)一般的な風力発電(風車)のイメージとは全く異なることがお分かりになるかと思います。

このブレードの理論を今回の主要に応用し、小さな翼面積でも充分な揚力を得ることが可能になります。また、独特の翼端形状で翼端失速が起こりにくくなっているそうです。

■実はこれが試作第一号機?(右が鈴木氏)

■いとも簡単に発泡スチロールで型を起こしてしまいます

■まさにSFに出てくる乗り物みたいですね?

■この成型技術はマジ凄いです


■かなり大型なのがお分かになるかと思います。先ほどのような発泡スチロール材で成型した型にカーボンを貼り付けた構造です。

持った感触では燃料抜きで7キロを遙かに超えていると思います。敢えて軽量化はしていません。何故かと言えば、目標は実機(実艇?)だからです。模型の段階で極限まで軽量化して飛んでも意味を持ちません。 この重さで飛べば、実スケールの際に相当のマージンを稼いだことになります。

さて、気になるエンジンですが、何と、YSディンゴ140です。よもやこのような機体!?に載るとはエンジン自体も考えていなかったことでしょう(^_^;)

メカ積みは足利市で主に優良な中古製品を扱っているトップラインサービスを主宰する小笠原氏が担当しました。(特別セール実施中!!)

送受信機はJR製、エルロン(2サーボ)・エレベータ・エンコン・ラダーの4CHです。最終的には"水上"ですので車輪はありません。


■機体点検を行うのは今回のプロジェクトのサブリーダー?荻原さんです。太田方面出張の際には何かと下の世話になっております!?今回は、 テストパイロットの重責を担っています(機体持ちは小笠原氏)

■こちらは、機体製作に当たったグローバルエナジー社スタッフの方々です。


■YS-DZ140が載るエンジン回りです。ちょっとARFチックな感じですね。右はユニークな主翼とその翼端、この翼端が水上では当然フロート代わりになります。但し、このままでは離水性の問題があると思います。

■さていよいよエンジン調整も済んで離陸です。デジカメの動画機能で撮ったものをご紹介します。結果的には墜落してしまいましたが、今回の目的は充分に達成出来たと思います。

実は私は飛ぶ飛ばないに関して半信半疑でした。いくら何でもハッキリ言って重いです。F3Aをやっている人なら誰もがそう感じると思います。

コントロール性に関しては課題(エルロンが効かない、エレベータも効きが悪い?動翼のフラッター。重心が若干前?もあると思われる!!)が残りましたが、揚力については鈴木氏の思惑どおりにアーチ上になった主翼が言わば風を溜めて、軽々と完全に浮き上がることが出来たのです。
ただし、今日の強風が"浮く"ことに関してはプラスに作用したものの、上空では完全に煽られて極端な頭上げ状態になり、その結果、失速→墜落したと思われます。

Test Flight Take1←ここで動画が見られます。(Windows Media Player AAI 約3.2MB)
Test Flight Take2←ここで動画が見られます。(Windows Media Player AAI 約2.8MB)



■2度目あれだけの衝撃でも破損はこの程度です!?(最初の墜落では破損箇所無し!!)強度は充分すぎるほどですね。今回の課題を踏まえて早速試作2号機を作るそうです。次回のテストにも立ち会う予定です。夏までには本当に人間が乗れるかもよ? 乞うご期待!!